渡る世間は名無しばかり<><>2017/03/03(金) 21:37:07.15 ID:TWWrPPP0<> 第九話
時代が変わろうとも揺るぎないものがある。
与太郎にとってのそれは、八雲の存在だ。
刑務所で聴いた『死神』に天啓を受け、どこまでもついていくと決心したという。
その真っ直ぐな想いにあてられたのか、八雲は落語と自らの死に思いを馳せる。
死に場所を寄席に求めるなら、落語をしてほしい。
与太郎から刑務所慰問に誘われた八雲は、最初は躊躇していたが人様のために落語をしてみたいという。 <>昭和元禄落語心中−助六再び篇− 第九話 [無断転載禁止]©2ch.net